アンモニアとは What’s Ammonia?
持続可能な未来を創るために。 We are Ammonia Total Solution Provider.
100年の歴史あるアンモニア製造に革新を。
私たちは、独創的な技術で小規模アンモニア生産システムを構築・提供し、
環境・食糧問題にかかる人類課題の解決を通して持続可能な社会を目指しています。
ここでは脱炭素社会への貢献が期待されるアンモニアについてご紹介いたします。
私たちは、独創的な技術で小規模アンモニア生産システムを構築・提供し、
環境・食糧問題にかかる人類課題の解決を通して持続可能な社会を目指しています。
ここでは脱炭素社会への貢献が期待されるアンモニアについてご紹介いたします。
Ammonia / NH3
アンモニアは、化学式NH3で表される無色のガスで、特有の強い刺激臭を持つ無機化合物です。窒素(N)と水素(H)の原子から構成されており、窒素原子1つに対して水素原子が3つ結びついています。自然界では、動物の排泄物や腐敗する植物から発生するほか、大気中の窒素と水素が反応して発生することもあります。また工業的にはハーバー・ボッシュ法という方法に基づき窒素と水素ガスを高温高圧の条件下で反応させることでアンモニアを大量に生産します。
水によく溶けるため、水溶液(アンモニア水)として使用されることも多く、肥料や化学製品の基礎材料としても利用されており、化学工業では基礎的な窒素源として重要視されています。世界での年間生産量は約2億トン※ であり、生産される化学品の中でも最大級の生産量を誇ります。
水によく溶けるため、水溶液(アンモニア水)として使用されることも多く、肥料や化学製品の基礎材料としても利用されており、化学工業では基礎的な窒素源として重要視されています。世界での年間生産量は約2億トン※ であり、生産される化学品の中でも最大級の生産量を誇ります。
※2019年時点
参考:経済産業省資源エネルギー庁Webサイト
参考:経済産業省資源エネルギー庁Webサイト
従来のアンモニア活用方法 Traditional Application
アンモニアは世界中で様々な用途で活用されています。8割は肥料用途で活用され、世界人口が増加している今、農作物の肥料として欠かせない存在です。残りの2割は、工業用途として、化学品の基礎材料やアミノ酸原料、化学繊維原料、火力発電所の脱硝、半導体原料に活用されています。
アンモニアのこれらの用途は農業や工業、日常生活において非常に重要な役割を果たしており、私たちの生活を支えるために世界中の化学工場で生産されてきました。
次世代エネルギーとしてのアンモニア活用方法 New Application
「2050年カーボンニュートラル」が宣言がされ、脱炭素社会実現に向けて動き出している中、アンモニアは水素と並び脱炭素に向けて重要な役割を果たす燃料であり、次世代エネルギーとして注目されています。注目されている理由は主に3つです。
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汎用性のある低炭素な燃料
アンモニアは可燃性であるにもかかわらず、燃焼時にCO₂を排出しない特性から、燃料として幅広い活用が期待されています。
火力発電に代わるCO₂を排出しない発電方法というだけでなく、工場などで利用する産業分野、輸送分野などでの活用も期待されています。 -
運搬に新規投資が不要
アンモニアは肥料等に使用するために今まで大量に製造されてきたため、従来利用されてきた設備を活用することが出来ます。
運搬には既存のケミカルタンカーが使えることから、特殊な容器開発など追加で開発の必要がありません。 -
水素キャリアとして
アンモニアと同じく次世代エネルギーとして注目される水素は気化しやすく取り扱いが難しいという課題があります。そこで、水素を窒素と反応させ運搬性・貯蔵性に優れているアンモニアに変換し、必要に応じて水素を取り出すという方法を行うことで、水素を効率的に運搬する水素キャリアとしての活用も期待されています。
従来の活用方法
- 農業用肥料
- アミノ酸
- 化学繊維
- 火力発電所のNOx無毒化
- 半導体窒化膜
- その他様々な化学品の原料
新しい活用方法
CO₂フリー燃料(燃料電池含む)
水素キャリア