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JICA中小企業・SDGsビジネス支援事業 「ラオス国余剰水力発電を活用した現地肥料生産の基礎調査」完了
- Publish :
- 2023.02.24
つばめBHB株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役 渡邊昌宏、以下「弊社」)は、独立行政法人国際協力機構(JICA)から採択を受けた「ラオス国余剰水力発電を活用した現地肥料生産の基礎調査」を完了し、業務完了報告書を提出しました。
昨今の世界情勢を受け世界的に肥料の安定調達が喫緊の課題となる中、ラオス国内においても肥料国産化のニーズが高まっているものの、肥料製造技術が脆弱であることから目標とする食料生産に必要な肥料需要を満たすことができない状況にあることが分かりました。今回の市場調査を通じ、豊富で安定的な水力発電による電力を有効活用し弊社の小規模アンモニア生産技術によるグリーンアンモニアから窒素系肥料を製造することにより、現地の開発課題解決に貢献できる可能性があることを確認しました。今後も現地でグリーンアンモニアから製造可能な肥料の検討やプロジェクトサイトの選定など現地ビジネスパートナーとの協議を継続し、事業化に向けたPre-FSへと検討ステージを進め、各ステークホルダーと検討を深めて参ります。
弊社は小規模オンサイトアンモニア生産技術を同様のニーズを持つ国々に展開し、持続可能な社会の実現に向けて事業を推進して参ります。
■参考
「ラオス国余剰水力発電を活用した現地肥料生産の基礎調査」採択プレスリリース
「ラオス国余剰水力発電を活用した現地肥料生産の基礎調査」業務完了報告書