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東京都の「グリーン水素を使用したアンモニアおよび肥料製造に係る調査委託」をデロイト トーマツ ベンチャーサポートと協働で実施
- Publish :
- 2025.09.05
分散型アンモニア製造プラントの社会実装・商用化を目指す、つばめBHB株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役CEO 中村公治、以下、当社)は、東京都が実施する「グリーン水素を使用したアンモニアおよび肥料製造に係る調査委託」を受託したデロイト トーマツ ベンチャーサポート株式会社(以下DTVS)より、業務の一部に関し再委託を受けることとなりました。
本事業において、調査プロジェクトの実績やアンモニアおよび肥料に関する技術知見を有するDTVSが全体の統括を行い、当社は肥料及びアンモニアの概括的な市場状況、また、東京都が試験製造するグリーン水素を活用したアンモニア・肥料について国内で製造可能な製品の選定や具体的な製造方法を調査する予定です。
現在、世界で約2億トン製造されているアンモニアは、その80%以上が肥料の原料として使われております。アンモニアはその原料となる水素製造において大量のCO2を排出し、世界の総CO2排出量の1~2%を占めると言われています。
東京都は2025年秋に大田区京浜島においてグリーン水素製造設備の稼働を予定しており、2026年度以降にこの施設で製造した東京都産グリーン水素からアンモニア及び窒素系肥料の試験製造に関する検討を進めております。
今回、DTVSと連携し東京都産のCO2を排出しないグリーン水素を原料として活用した、環境負荷の低いアンモニア・肥料の製造に寄与する調査を実施いたします。