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つばめBHB ウクライナ・ブチャ市で進む Green Industrial Zoneプロジェクトへ参画

Publish :
2023.05.19

エレクトライド系触媒を用いた小規模プラントでのオンサイトアンモニア生産の実用化を目指すつばめBHB株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役 渡邊昌宏、以下「弊社」)は、この度、ウクライナ・ブチャ市が同市内で進めるGreen Industrial Zoneプロジェクトへ参画します。

Green Industrial Zoneプロジェクトは、太陽光や風力発電などの再生可能エネルギーから水素やアンモニアを生産し、電力や燃料、肥料などの用途として販売する地産地消システムを想定しています。プロジェクト全体では3,000ヘクタール規模を予定しており、その中の300ヘクタールで、先行してGreen Hydrogen Generationプロジェクトが、ポーランドのHynfra社とウクライナのUTEM社により行われます。弊社はこの先行プロジェクトにおいて、弊社の小型アンモニア合成設備を用いたアンモニア生産の可能性について検討を行います。

Hynfra社は、グリーン水素の生産に適した技術統合・システム設計を手掛ける企業で、UTEM社はエンジニアリング企業です。弊社とHynfra社は、グリーンアンモニアの小規模生産に向けた覚書を昨年締結しています。

今回の参画にあたり、本日2023年5月19日、ウクライナ・ブチャ市、在ウクライナ日本大使館、在ポーランド日本大使館、経済産業省、Hynfra社、UTEM社そして弊社による、関心表明書の交換式典が行われました。

関心表明書交換式典の様子

弊社の小型アンモニア合成設備は、年産500トン、年産3,000トン、年産5,000トンのモデルを展開しており、今回のプロジェクトで要求されるオンサイトアンモニアの生産量として適しています。弊社は本取り組みにより、ウクライナのエネルギー自立と強靭化という目標を達成するため、Hynfra社そしてUTEM社と連携し、プロジェクトの実現に向けて邁進します。これを通じて、弊社は、需要地において必要な量を生産するオンサイト生産の拡大を通じ、アンモニアの輸送・貯蔵コストと温室効果ガスの排出を削減し、「環境・食糧問題にかかる人類課題を解決し、持続可能な社会を実現する」ことに挑戦してまいります。

プレスリリースPDF