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UAEでのグリーンアンモニア製造実証に向け マスダール社とつばめBHBが覚書締結

Publish :
2023.06.06

エレクトライド系触媒を用いた小規模プラントでのオンサイトアンモニア生産の実用化を目指すつばめBHB株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役 渡邊昌宏、以下「弊社」)は、この度、MASDAR GREEN HYDROGEN(本社:Abu Dhabi, UAE、CEO:Mohamed Jameel Al Ramahi、以下「マスダール社」)と、グリーンアンモニア製造実証に向けた共同開発の検討協力に関する覚書を締結しました。

本覚書調印式はUAEの産業先端技術省(MoIAT)がアブダビ経済開発局、アブダビ国営石油会社(ADNOC)との協力により開催した「Make it in the Emirates」フォーラムにて、産業先端技術省、日本経済産業省、ユニバーサルマテリアルズインキュベーター(株)が証人として立ち合いのもと執り行われました。本覚書は産業先端技術省によるUAEの経済成長および多角化、2050年ネットゼロに向けた戦略的なイニシアティブのもと結ばれた多くの覚書のうちの一つとなります。

「Make it in the Emirate」フォーラムでの調印式の様子

マスダール社が供給するグリーン水素を用いて、弊社のアンモニア製造技術により、低温・低圧でのグリーンアンモニア製造と、電力や水素の供給量に応じたプロセスや運転技術評価を行う予定です。

マスダール社は、グリーン水素および再生可能燃料関連プロジェクトの開発を行なっています。マスダール社のグリーン水素事業は、2030年までにグリーン水素を年間最大100万トン生産することを目指しています。UAE国内外の、航空、アンモニア、鉄鋼、海運、電力、石油精製、大型輸送などの分野におけるグリーン水素需要に応えることに照準を合わせています。

豊富な再生可能エネルギーを有すUAEで、グリーン水素の事業を想定しているマスダール社と提携し、弊社は現地のグリーンアンモニアの実証においてグリーン水素の安定供給を受け、技術評価を進めてまいります。その実証結果を活用し、世界の様々な市場で、関係各社と連携の上、グリーンアンモニア生産を拡げてまいります。

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