2023年4月26日に川崎市にある弊社ベンチプラントにて、アフリカ開発銀行アキンウミ・アデシナ総裁御一行様のご訪問を受け入れました。弊社のエレクトライド触媒技術、小型アンモニア合成設備についてご紹介し、実際にアンモニアが製造されている現場もご見学頂きました。その後、アフリカ大陸におけるグリーンアンモニア・肥料事業の展開について積極的な議論を交わしました。

2050年の世界人口のうち4人に1人（約25億人）はアフリカ人となると言われるなど、アフリカ大陸では急速な人口増加が見込まれており、これらの人口をどう養うのか（How to Feed Africa）が課題となってきます。世界の60%の未利用耕地はアフリカにあると言われており、農業生産拡大の高いポテンシャルを抱えていますが、脆弱なインフラなどが課題となり多くの国で肥料や食料を輸入に頼っているのが現状です。

弊社はアフリカ大陸の国々における分散型のアンモニアと肥料の地産地消モデルをとおして、肥料サプライチェーン全体における脱炭素やコスト削減、安定的な供給を実現し、脱炭素と食料の安全保障に貢献すべく事業を推進していきます。