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第150回CSR-BOPウォッチの会合にて講演します
- Publish :
- 2024.08.20
第150回CSR-BOPウォッチの会合に弊社マーケティング部門の須田が講師として「革新的アンモニア製造技術で途上国の社会課題解決に貢献する」をテーマに講演いたします。
CSR-BOPウォッチ会合とは:
東京国際大学、国際戦略研究所が共催にて、2017年11月よりビジネスによる社会課題解決をテーマに、SDGs、CSRなどを担当する企業の社員や、学術機関の研究者、NGO担当者等が最新事例を基に議論を進める勉強会(CSR-BOPウオッチの会合)。
参考:FASiD CSR-BOPウォッチの会合(勉強会)
講演内容:
世界のアンモニア生産は年間2億トンにのぼり、その8割以上は窒素肥料の原料となっています。現在のアンモニア合成技術は1910年代に工業的に実用化されたハーバー・ボッシュ法という有名な技術で、100年以上アンモニアの製造は変わっていません。「空気からパンをつくる」とも言われ、人口が急増した20世紀の食糧生産を支えることができたのもこの技術による功績が大きいとも言われています。
2050年世界人口は90億人に達すると言われ、今後も急増する人口を養うだけの食料生産増強が必要となりますが、開発途上国の多くは農業生産に必要となる肥料を輸入に依存しています。現在のアンモニアは原料となる水素を天然ガスや石炭といった化石燃料から生産しているため、世界のCO2排出量1~2%を占める産業となり、生産地域も化石資源のある国・地域に偏在しています。これに対し、再生可能エネルギーを活用し水を電気分解して得られる水素と空気中の窒素を合成させてつくるグリーンアンモニアに注目が集まっています。
東京工業大学発のスタートアップである当社は、独自の低温低圧によるアンモニア合成技術を活かし、化石資源のない国・地域でも再生可能エネルギー・水という現地で得られるリソースを活用し、まずは小型でアンモニア・低炭素肥料の事業を構築し、技術開発とともにスケールアップを目指しています。今回の講演にて、当社新技術の社会実装、開発途上国における事業開発など、グローバルな課題にビジネスで挑戦する中で直面する課題について共有します。
講演概要:
日時:2024年9月18日(水)19~21時
演題:「革新的アンモニア製造技術で途上国の社会課題解決に貢献する」
開催:FASID オフィスにおける対面とオンラインのハイブリッドで実施予定
場所:FASIDオフィス 一般財団法人 国際開発機構 (FASID)セミナールーム
東京都港区虎ノ門3-18-19 UD神谷町ビル10階(日比谷線神谷町駅から徒歩2分)
開場:18時45分
参加方法:下記Google formでの申し込みをお願いいたします。 https://forms.gle/UBbqhn7DQehfw7sR6
申込締切:9月16日(月)24時